男性の育児休暇を3つのパターンに分けて解説します
- 2020.02.10
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マールの秘密基地へようこそ!
マールと私は平日の午前中はほぼ毎日、どこかの支援ひろばやイオンにお出掛けしてるんですけど、パパと一緒に来てる子をたびたび見かけます。
たまたまお休みのパパさんもいると思いますけど、支援ひろばなんかでちょっとお話したりすると、育休中なんです。っておっしゃるパパさんも普通にいらっしゃいますね。
男性の育休取得が少しでも増えた(理解を得られるようになった)なら、とても良いことだと思います。
今回は実際の体験を元に、育休取得する予定のパパさんへポイントを書いていきます。
夫は比較的自由が利く立場で仕事をしているので、育休は取ってません。
まず育休と言っても、いつから?というのは各ご家庭で違いますよね。
出産立ち合いからそのまま育休取る方もいるし、産後数ヶ月経ってからってこともあるし、先にママが育休取って、その後にパパが育休に入ることもできます。
ざっくり3パターンを想定して、その時必要と思われる心構えを考えてみたいと思います。
1.出産立ち合いからそのまま育休に入る場合
まず、正直に言えば一番大変なパターンだと思います。
第一子の場合、すべてが初めてのことで、少しのことでパニックに陥りやすいです。
病院では看護師さんや助産師さんがそばにいてくれますが、当然ながら家に帰れば自分たちでやるしかありません。
何がわからないのか、わからない。という状態になりやすいです。
ついついママに、どうするの?とか、何すればいい?とか聞きがちですが、ママも初めての経験であることをお忘れなく。
我が家の場合は私の母がいたので、家の中に育児経験者がいる、というだけで冷静になれる瞬間がたくさんありました。
ご夫婦お二人で産後を乗り切るなら、役割分担をきっちり決めておくことをおススメします。
これ、決めておかないと、夫婦共々赤ちゃんに振り回されて、自分たちの食事や洗濯とかができない可能性が高いです。
いや、産後すぐなんて最低限の家事だけをやればいいんですけど、食事は絶対に必要だし、赤ちゃんが肌着をどんどん汚すので洗濯も必須になってきます。
いつどちらが対応する、というのは決めておいたほうがいいです。
で、パパさんが絶対に忘れてはならないのは、ママを労るということです。
産後って本当に身体がダメージを受けてます。身体に優しいものを食べて横になる時間をたくさん取ったほうがいいです。
パパもやることたくさんあるのは承知の上ですが、産後に無理をしてはいけないって話は昔から言われてるくらいなので。
また、ご夫婦以外のご家族の協力がある場合でも、やっぱり役割は決めておいたほうがいいです。
<我が家の場合>
・食事を含む全ての家事→私の母
・出産に関わる諸々の手続き&買い出し→夫(仕事もこなす)
・赤ちゃんのお世話→私
そうそう、夜間の赤ちゃんのお世話は私が対応することにしました。
これもね、はっきり宣言しておかないと、泣き声でみんな起きてきてしまうんですよね。
だから私は、「泣き声聞こえても起きてこないで大丈夫、赤ちゃんと昼寝するからみんなは夜はしっかり寝てね。」と宣言しました。
まあ、夫は我が子が気になって起きたりしてましたけど、私の母にはとにかく夜はしっかり休んでもらう、ということには成功しました。
あくまで我が家の場合なので、皆さんのご家庭の事情に合わせて事前打ち合わせしてくださいね。
2.生後半年頃から育休に入る場合
ざっくり分けてるので、該当しそうなところを読んでいただけたらと思います。
パパさんの心構えとしては、1で書いたママを労る、が何より大切で、むしろそれだけでも本当はOKだと思いますが、ポイントは以下の通り。
午前中の過ごし方とかだいたいのお昼寝の時間、離乳食が始まってるなら離乳食の準備や食べる時間、すべてをママにまず聞いて、そのうえで自分が出来ることをやってくほうがいいです。
よくある話で、昼寝させようとしてたのにパパがちょっかいだして赤ちゃんの目が冴えちゃって寝ないってやつ。
これね、本当に腹立たしいんですよ!
毎日この時間に寝かせてるの、知らないの!!?と言いたい。
まあ、知っててもついやってしまうのがパパという生き物なのかもしれないけどね。
こうゆう衝突って結局、赤ちゃんにしわ寄せがいってしまうので、とにかく状況を把握することからやってみてもらいたいです。
ママさんも、聞かれたら素直に教えてあげましょうね。なんで知らないの?とか、めっちゃ言いたい気持ちになりますけど、赤ちゃんの為にも情報のシェアをお願いします。
3.ママと入れ替わりで育休に入る場合(1歳頃と想定)
このパターンのパパさんを実際に知っています。うちのマールと月齢が近いので、支援ひろばで顔を合わせる時はお話したりしてました。ここまで来ると、育児にどのくらいの時間を使ってきたか差が出てる頃だと思うんです。
仕事をしながらも朝や夜、休日などに積極的に子どもと関わってきたパパさんは、いざ育休に入ってもすぐに慣れると思います。
しかし、ほとんど育児に関われなかったパパさんが急に1歳児と毎日過ごすのは、なかなかの試練です。
毎日一緒にいるママでも手を焼くくらいなので、今まで育児のツライ部分を見てこなかったパパさんには、本当に大変な日々の始まりになってしまいます。
あとはね、ご飯作り。支援センターで会うパパさんも、ご飯作りが大変だと嘆いていらっしゃいました。すごくわかる。
これもやっぱり普段からやってないと、好きなもの、苦手なもの、食べない時のパターンとか、毎日やってればわかることなんですけど、急にやるとほんと大変すぎるんですよ。
これも休日などを使って実際にお子さんに食べさせたりしてみて、一連の流れを確認したり好きなものを作れるようになっていくのがいいと思います。
最後に
どのタイミングで育休を取得しても、まずはママを大切に、そしてママの意見を尊重する、ということが必要になります。
これさえ出来てればOKなのに、出来ない殿方がいかに多いか。
ほんとの話、世の奥様方は、パパさんに多くのことを期待してはいないんですよ。
「いつもありがとう」
その一言で明日も頑張れるんです。心の片隅に置いておいていただけると幸いです。
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