キッズラインのベビーシッター事件について思うこと
- 2020.06.15
- 情報
マールの秘密基地へようこそ!
先日、ベビーシッターがわいせつ容疑で逮捕という、とんでもない事件が起こりました。
このベビーシッターは、「キッズライン」というベビーシッターのマッチングサービスに登録しており、なんとキッズラインからは2人目の逮捕者だという事です。
このニュースを受けて、皆さんどう感じますか?
キッズライン側には批判が殺到していますし、こちらの社長さんは有名な方なのでTwitter等でもとても叩かれています。
今現在は、沈黙を貫いていらっしゃるようです。
キッズラインを責めたくなる気持ちはわかるのですが。
責めてる人たちは、マッチングサービスがどうゆうものなのか理解していないのかな?って感じる部分もあります。
私の見解を書きます。
まずはなにより、被害に遭った子どもが可哀想で可哀想で・・ツライです。
簡単に忘れることは出来ないと思うけど、どうかこれから先の人生にこのことが影響しないようにと祈るばかりです。
マッチングサービスとは?
双方にとって相性の良いパートナーを探すためのサービスです。婚活をイメージするとわかりやすいですね。
キッズライン側から紹介されるということではなく、自分で条件に合ったベビーシッターを探します。
勘違いしやすいのが、今回の例で言うと、「ベビーシッターはキッズラインに雇われてるわけではない」ということです。
あくまでも、ご家庭とベビーシッターの個人契約であって、キッズラインは仲介していないのです。
この仕組みを理解していれば、キッズラインが悪い、謝れ、と言い辛くなると思います。
※それがマッチングサービスのビジネスモデルだから。せめて登録してるベビーシッターは厳選しろよ、とは強く思います。
私個人としては、簡単にこのサービスを利用する親も親だと感じます。
もちろん、素晴らしいシッターさんがたくさん登録されてますし、主婦の方など限られた時間の中でベビーシッターとして活動されてる方は本当に尊敬します。
問題は、登録されてる情報だけで、良くも悪くも、どれだけのことがわかるのか。ネット上だけで完結されてしまうので便利な反面、人柄などは会うまでわからない、その代償は大きいのでは?しかも、実際に一緒の時間を過ごすのは、自分ではなくて、我が子。
もっと慎重になっても良いのでは?
キッズラインのベビーシッターは、以下が必須項目になります。(2020年6月現在の情報)
- お子様が好きな方
- 心身ともに健康な満18歳以上の方
- 週に1回以上入れる方
- 喫煙者でない方
見ての通り、ハードルがものすごく低いです。
数時間の面談と研修で、もうお仕事スタート出来ます。
利用料を見ても、入会金無料、年会費・月会費無料。シッターや家事代行をお願いした分のみ、お支払い。
こんなに安く運営できるのは、なぜなのでしょうか?
私はそもそもベビーシッターをお願いしようという考えがないので情報が少ないのですが、
他社もこんな感じなんでしょうか?
子育て世代として感じること
私がベビーシッターを利用したくない理由は、無資格でもいいとされてるからです。
資格があるから安心、子育て経験があるから安心、というわけではありませんが、子どもの面倒を見るにはある程度の経験と知識や適性が必要と感じます。
認定ベビーシッターという民間資格が存在するので、せめてその資格を必須にするとか、なんらかの経験や知識を持っている方のみがベビーシッターとして活躍してくださったら、利用者はもっと増えると思います。
日々生活をしていると、子連れでは制限されてしまう場所や用事も出てきます。
1,2時間だけ預かってほしい、というニーズはものすごくたくさんあるはずです。
気軽にベビーシッターを探せるマッチングサービスは画期的かもしれませんが、我が子に合うシッターさんを探し出すのは至難の業だと感じますし、今回のように事件が起きてからでは遅いのです。
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